DFPでローテーション広告を作成する

Google DFPスタンダード

登録したバナー広告を順番に入れ替えて表示する「ローテーション広告」。

ASPのいくつかはローテーション広告の機能を提供しているところもありますが、他社ASPの広告は登録することはできません。

しかし、Googleの無料広告配信サービス「Google DFPスタンダード」を利用することで、複数のASPにまたがった様々なバナー広告をローテーション表示させることが可能になります。

DFPの構成について

DFPで広告を配信するには、その構成を理解する必要があります。

広告ユニット

広告ユニットとは広告のサイズを定義した広告枠のこと。アドセンスの広告ユニットと同じようなものです。

この広告ユニットをサイト内に貼り付けると、設定した広告がそこに表示されます。

掲載する広告の内容

広告ユニットの中に表示する広告の内容は、「オーダー」「広告申込情報」「クリエイティブ」の3段階で設定します。

これらは、次のように3段階の構成になります。

  • オーダー ・・・ 広告主の情報
    • 広告申込情報 ・・・ 広告の詳細情報
      • クリエイティブ ・・・ 広告素材

詳しくは公式サイトを参考に ⇛ 誰でも使えるDFPスタンダード 第1回 - DFPスタンダードをはじめよう

今回の構成サンプル

これより、実際にサンプルを使ってDFPでローテーション広告を作成する手順を示します。

サンプルは、ASP3社「A8ネット」「バリューコマース」「afb(アフィb)」のパートナー募集広告をローテーション表示させるモノとします。

広告ユニット

  • 広告ユニット名:ASP広告ローテーション
  • 広告サイズ:300✕250

掲載する広告の内容

  • オーダー:ASP広告ローテーション
    • 広告申込情報:各ASP名
      • クリエイティブ:各ASPのパートナー募集広告コード

サンプル構成では、次のような形になります。

  • ASP広告ローテーション
    • A8ネット
      • A8ネット広告1
      • A8ネット広告2
      • A8ネット広告3
      • A8ネット広告4
    • バリューコマース
      • バリューコマース広告1
    • afb(アフィb)
      • afb(アフィb)広告1
      • afb(アフィb)広告2
      • afb(アフィb)広告3

上記構成を踏まえ、実際に設定する手順を解説します

DFPでの広告ローテーション設定手順

広告ユニットの設定

まずは、広告ユニットを作成して、サイトに掲載します。

1.広告ユニットを作成

在庫 - 広告ユニットから、「新しい広告ユニット」を押下。

広告ユニットを作成

コード(識別子)、名前(広告ユニット名)、サイズを設定します。

広告ユニットの設定

このローテーション広告ではアドセンスを表示させないため、「AdSense広告枠の設定」を無効にしています。

設定したら、保存ボタンを押下。

2.コード生成&広告ユニットの掲載

広告ユニットのコードを取得して、サイト内の広告を掲載したい箇所に貼り付けます。

在庫 - タグを作成から、今回作成した広告ユニット「ASP広告ローテーション」を選択し、追加をクリック。

広告ユニットのコード生成

「タグを作成」ボタンを押下して、生成されたタグをサイトに貼り付けます。

ページ内に複数の広告ユニットを掲載をする場合は、それらの広告ユニットを全て選択してコードを生成します。

この時点ではまだ広告は表示されず、次の「掲載する広告の設定」を行うことで、この広告枠に表示されるようになります。

掲載する広告の設定

次に、広告ユニットに表示させる広告を設定します。

1.オーダーの作成

オーダー - 私のオーダー情報から、「新しいオーダー」を押下。

新しいオーダーの作成

名前、広告主に任意の名前を付けます。

新しいオーダーの設定

2.広告申込情報の入力

広告申込情報は、各ASPの分だけ作成します。

いろいろ入力する箇所はあるのですが、まずは、任意の名前と掲載する広告枠のサイズ。

新しい広告申込情報の作成

設定では、配信優先度や広告掲載スケジュールなどを設定するのですが、ここではシンプルに、優先度なしの今すぐ開始を設定。

広告申込情報の設定

配信の調整では、これもシンプルに、1つ以上の広告を均等に配信されるように設定。

広告申込情報の配信の調整

ターゲティングを追加では、作成した広告ユニットを選び、追加をクリック。

広告申込情報のターゲティング設定

画面下にある「保存して・・・クリエイティブのアップロード」ボタンを押下。

広告申込情報の保存

3.クリエイティブの設定

ここでは、ASP各社のパートナー募集広告を設定していきます。

各ASPで提供されている広告コードを貼り付けるので、「サードパーティ」をクリック。

新しいクリエイティブの作成

名前には重複しないように広告名を、コードにはASPで発行された広告コードをそのまま貼り付けます。

クリエイティブの設定

画面右に「このタグを認識できません。DFPタグを使用して・・・」と警告メッセージが出ますが、気にせず無視。

クリック数などをDFPが獲得するのにコードを埋め込む必要があるのですが、ASPから発行されている広告コードの改変は禁止されているので。

掲載したい広告の数だけ設定する

上記の手順に従い、掲載したい広告の数だけ「広告申込情報」「クリエイティブ」の設定をします。

今回は、広告申込情報にASP3社「A8ネット」「バリューコマース」「afb(アフィb)」の3つを、クリエイティブにはそれぞれの広告の数だけ設定しています。

4.ステータス確認

全て設定できれば、オーダー - 私のオーダー情報からステータスを確認します。

作成したオーダー「ASP広告ローテーション」の広告申込情報が「配信中」ステータスになっていれば準備OKです。


これで、広告ユニット上に設定した広告がローテーション表示されるようになります。

設定後すぐは「準備完了」ステータスとなりますが、設定に問題がなければ、30分〜1時間ほどで「配信中」ステータスに変わります。

実際に確認

今回のサンプルで作成したローテーション広告は↓(シェアボタンの下)になります。

ページを更新すると広告がランダムに切り替わるはずです。

以上、DFPでのローテーション広告の作成手順でした。


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