レンタルサーバーのバックアップは大丈夫なのか?

Webサイトやブログ、ECサイトなど、せっかく作成してきたものが、事故によって失くなってしまわないように、データのバックアップには万全を期しておく必要があります。

レンタルサーバー各社では、バックアップの運用形態もさまざま。格安サーバーに位置するサーバーで提供されているバックアップは「RAID」という、ハードディスクを複数構成にして、1つのハードディスクが壊れても、残りのハードディスクでデータを守るというものが一般的。

しかし、RAID自体が故障した場合や、災害によってサーバーそのものが大破した場合を考えると、これだけでは充分とはいえません。

過去に起こったデータ消失事故

過去に起こった、レンタルサーバーのデータ消失事故を見てみると、最近では稼働率100%保証を謳っていた、信頼性の高さで有名な「ファーストサーバー」でさえ、このような事故を起こしています。

→ ファーストサーバーがデータ初期化の大惨事!被害者の状況と損害賠償(約款)について調べてみた。

万が一の時の保証・賠償は?

レンタルサーバーを申込む際には、バックアップ環境がどうなっているのか?を確認しておくことはもちろん、万が一、データが消失した場合には、どのような賠償ができるのか?を確認しておくことをお勧めします。

例えば、上記のファーストサーバーでは、ビジネス用途で利用されることも多く、サポート面などのレベルは比較的高いのですが、それでも規約を確認してみると、

ファーストサーバー規約

3項目に、バックアップしなかったことによって被った損害については、当社は損害賠償責任を含め責任を負わないものとします。との記述。

ファーストサーバー規約

仮に、重大な過失により賠償請求ができたとしても、本サービスの対価として支払った総額を限度額として・・・とあるように、利用料金程度しか戻ってこないようです。

バックアップは自己責任で取得しておくべき

このように、ほとんどのレンタルサーバーの規約を見てみると、レンタルサーバー側でバックアップを取得しているとしても、そのデータの安全性は保証しておらず、利用者側で取得するようにという一文が必ず記載されています。

なので、バックアップは自己責任で取得しておきましょう。

バックアップの取得方法

私が行なっているバックアップ運用を例に、バックアップの取得方法を記載しておきます。

静的なWebサイト

ローカルPCで作成したものをレンタルサーバーにアップするため、最新版は常に自宅PC内にあります。なので、必然的に遠隔保管ができています。

レンタルサーバー側が消失しても、自宅PC側が消失しても、どちらにも最新データがあるので、特に何も行なっていません。

ブログ(WordPress)

WordPressのブログを複数保持しているのですが、データ、DBは全てサーバー側にあるのでバックアップ必須です。プラグインを利用してDropBoxへ遠隔保管しています。

⇛ WordPressの自動バックアップ運用はプラグイン「BackWPup」で決まり


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